人だかり

ある人がたくさんいる交差点で

みんな止まって

バタバタ倒れ

そんな中一人で立ってる。

そんな景色は何？

『恋はするものではなく落ちるものだ』

『恋はするものではなく落ちるものだ』

何かの映画のキャッチコピーだった。

それが本当だとしたら

私は落ちる時一人だろうか。

それとも誰かと落ちるのだろうか。

そしてそれは二人いても孤独なのだろうか。

ふとそう思った。

４B

絵を描く時に使ってた

4Bのえんぴつ。

色濃くでるそのえんぴつは

とても素直だと思ってた。

ちょっと力を入れただけで

描けてしまうから。

マニュキュア

爪に塗るマニュキュアは

水色や緑はおかしいと思ってた。

健康な色じゃない。

おしゃれなんかじゃない。

ただの雑な防御。

自分の果て

教科書には人生のこと書いてない。

どこにも。

だから自分でさがすんだ。

自分の果て。

必然

空には満月がでて

木はそよ風に揺れて

花は咲き乱れ

そんな中あなたがいた。

必然だった。

あなたと出会うのは。

まぼろし

あなたのぬくもりをたどる。

想い出しながら。

そしてあなたがいないことに気づく。

それはまぼろし。

バス

バスに乗ると

不安だった。

『どこに行くんだろう。』

景色は流れて

人は変わって

バスに乗ってみる景色は

残酷。

明日。

傷つけあうことをおそれずに

何かを成し遂げられたら

君の力になって

成長へとつながって

明日を切り開くだろう。

孤独

あなたは『一人』だし

私も『一人』だけど

『一人』をこえて何かできたら。

『二人』で何かできたら。

孤独を埋められたら。

そんなことを考えていました。

伝える。

他人を求めることを

おさえきれずに

あふれて

君に伝えた。

君のことが好きなこと。

Tears.

自分がこれまで流した涙を

全部集めては

両手いっぱいに抱きしめる。

これから流す涙は

今は星になってかがやいていて

いつか落ちてくるであろうその時を

時々待っている。

Time

残酷に時は過ぎ

花は咲いては枯れ

木は葉をつけては落とし

人は流れた。

人ごみの中で考えていたこと。

それはあなたと会えたキセキ。

磁石

あなたと私が

磁石のようにくっついて

背中を合わせて眠ったら

お互い温かくて

いい夜になりそう。

夢。

昨夜見た夢は

壮絶だった。

飛び散る血。

転がる死体の山。

でも夢は夢。

明日は自分次第。